#埼玉県 #久喜市 にある #料亭きのえね です。
献杯が行われるタイミング
献杯は弔事の際に行われるものと先述しましたが、具体的にはどのような場面で行われるのでしょうか。ここからは、献杯を行うタイミングについて。
葬儀後の精進落とし
献杯が行われるタイミングとして、葬儀後の精進落としが挙げられます。精進落としとは、お通夜や葬儀に参列してくれた人に感謝を伝えたり、参列者同士で故人との思い出を話したりする場のことです。
法事の際の御斎
献杯は、法事の際の御斎(おとき)でも行われます。御斎とは、法要への参列者や僧侶に食事を振る舞う場です。故人との思い出話をすることで、故人を追悼するという意味もあります。法事には四十九日や一周忌、三回忌などさまざまな種類がありますが、基本的にはどの法事でも献杯を行います。
献杯の正しいマナー
献杯は、普段私たちが行っている「乾杯」とは全く意味が異なり、マナーも違います。ここからは献杯のマナーを解説するので、しっかり押さえておきましょう。
献杯する際のマナー
献杯において、参列者側が意識しなくてはいけないマナーがいくつかあります。献杯ならではの決まりもあるため、「周りに合わせていれば大丈夫」「その場の状況に合わせて行動すればよい」とは考えず、事前にマナーを把握しておきましょう。
飲み物は自分で注がない
献杯では、飲み物を自分で注がないのがマナーです。食事が行われる会場について着席すると、アルコールやソフトドリンクが用意されるので準備されるのを待ちましょう。基本的には葬儀社のスタッフが飲み物を準備しますが、小規模の会食の場合は、喪主の方が各参列者のグラスに飲み物を注いで回ることもあります。
<次回へ続く>